- Q.訪問診療の対象となるのはどのような場合ですか?
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病気や障害、認知症などのためにお一人での通院が困難な方、病院から退院してご自宅や施設での療養を希望される方などが対象です。
人工呼吸器や気管切開などの医療的ケア、肢体不自由や家族の状況により、毎月の通院負担が大きい場合は在宅医療が望ましいと考えます。
当院では上記に当てはまる方は年齢は問わず、訪問診療を行わせていただいています。
- Q.訪問診療の費用はどれくらいかかりますか?
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訪問診療は医療保険(外来)の適応です。重度心身障害、特定疾患(難病)、小児慢性特定疾病、 生活保護などにより医療費助成を受けている方は、その適用を受けられます。
乳幼児医療費助成制度(こども医療)も適用されますが、実際の負担金はお住いの各自治体により異なります。詳しくは当院へご相談ください。
上記適応がない場合の自己負担額の目安[訪問診療月2回]
7,000円/月 程度(1割負担)
20,000円/月 程度(3割負担)※病状や訪問診療・往診の回数、診療内容などにより異なります。
※医師の意見書などは保険適応にならないため、自費での請求となります。 - Q.訪問診療はどうやって依頼したらよいですか?
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訪問診療を開始したい、ご自宅に帰るために訪問診療が必要と思ったら、
まずは「はぐむのあかりクリニック」にご連絡ください。TEL:093-616-0666
Mail:info@hagumu-akari.com分からないことの質問や疑問などでもお気軽にお問い合わせください。
ケアマネージャーや主治医の先生に相談してもらっても構いません。訪問診療の開始の前には主治医の先生からの紹介状をお願いしています。主治医の先生がいない場合は相談員やケアマネージャーからの情報提供書があると助かります。
- Q.在宅療養支援診療所とはなんですか?
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在宅療養支援診療所とは、在宅療養をされる方のために、その地域で主たる責任をもって診療にあたる診療所(クリニック)のことです。
- 在宅療養支援診療所は、以下の項目を満たすことになっております
- 24時間連絡を受ける保険医又は看護職員をあらかじめ指定し、患家の求めに応じ24時間往診が可能な体制を確保し,往診担当医の氏名,担当日等を文書により患家に提供していること。
- 担当医師の指示のもと、24時間訪問看護のできる看護師あるいは訪問看護ステーションと連携する体制を維持すること。
- 緊急時においては連携する保険医療機関において検査・入院時のベッドを確保し、その際に円滑な情報提供がなされること。
- 在宅療養について適切な診療記録管理がなされていること。
- 地域の介護・福祉サービス事業所と連携していること。
- 年に一回、在宅でお看取(みとり)した方の人数を地方厚生(支)局長に報告すること。
- Q.連携している病院はどこがありますか?
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当院での検査では不十分、より高度な治療が必要と判断した場合や入院治療が必要な場合は、産業医科大学病院やJCHO九州病院、市立八幡病院などの地域の基幹病院へご紹介しています。受診歴や入院歴のある場合など、ご希望をお聞きしますので教えてください。
また、訪問診療を受けている患者様とは、もともと受診されていた病院と継続して連携をとるとともに、必要に応じて専門医療機関をご紹介する場合があります。
- Q.訪問診療はどこまで来てくれるのですか?
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訪問診療が可能なエリアは以下の通りです。それ以外のエリアの方はご相談ください。
対象エリア 当院がある八幡西区を中心に半径16Km以内
(30分前後で訪問できる範囲が目安)交通費 無料 - Q.訪問診療では何ができますか?
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訪問診療では下記のことが自宅で可能です。
点滴/注射/胃瘻・腸瘻・経鼻経管栄養の管理・交換/在宅中心静脈栄養の管理/在宅酸素・在宅人工呼吸器の管理/喀痰吸引/気管切開カニューレの交換・管理/膀胱留置カテーテルの交換・管理/膀胱瘻の管理/褥瘡の治療/腹水・胸水穿刺/在宅自己注射の指導/予防接種(公費・自費)/在宅緩和ケア/ご自宅でのお看取り等
定期の訪問診療は病院における一般外来の受診。往診は救急外来の受診をイメージしていただけるとよいと思います。病状が急に悪くなった時など、24 時間 365日連絡を受けつけています。必要に応じて夜間・休日でも往診します。
また、 現在使っている医療材料を当院から支給することも可能です。
訪問診療
はぐむのあかりの訪問診療は、赤ちゃんから大人まで年齢を問わずご利用できます。
医療のことだけでなく、おうちでの今の生活、これからの生活を一緒に考えたいと思います。
〜訪問診療について〜
病気や障がいなどで通院が困難な方のご自宅や施設に、
医師が定期的に伺う訪問診療
はぐむのあかりでは、患者さんの必要に応じて往診も行っています。
訪問診療は、かかりつけの基幹病院や専門病院の通院と併用することもできます。
1計画スケジュールに沿った
定期訪問
あらかじめ立てたスケジュールのもと、定期的にご自宅に訪問。診察・検査・処置・薬の処方などを行います。
2現在通院中の病院との
スムーズな連携
いま通院している病院と連携しながら、自宅での生活をサポートします。訪問看護ステーションや薬局を変更する必要はありません。現在使っている医療材料を当院から支給することも可能です。
3緊急時も安心の
24時間、365日対応。
病状が急に悪くなった時など、24時間 365日連絡を受けつけています。必要に応じて夜間・休日でも往診します。
対象となる方
病気や障がい、またはご家族の状況等によって、
通院の負担が大きい方。
下記のような方が対象です
- 障がいや医療的ケアのために通院が困難な方
- ご自宅での療養に不安を感じる方
- 入院をせずにご自宅や施設で治療を受けたい方
- ひとり暮らしの高齢の方
- 認知症で医療機関受診をできず困っている方
- 終末期にあたり在宅療養を希望する方
(対象エリア)八幡西区から半径16km以内
約30分以内で訪問できる範囲が対象です。
範囲外の方はご相談ください。
機能強化型(連携型)
在宅療養支援診療所
当院は機能強化型(連携型)在宅療養支援診療所として厚生労働省から認可を受けています。
連携医療機関:ファミリーヘルスクリニック北九州
機能強化型とは
- 在宅医療を担当する常勤医師3名以上(連携でも可)配置されていること。
- 連携医療機関と協力し24時間連絡をうける保険医、又は看護職員をあらかじめ指定し、緊急連絡先を患者又は家族に対して説明の上、文書により提供していること。
- 連携医療機関・訪問看護ステーションと協力して24時間、往診可能な体制を確保していること。
- 連携医療機関と併せて、過去1年の在宅における看取り実績を4件以上、緊急往診の実績を10件以上、又は診療所において過去1年の看取り実績を2件以上、又は過去1年間の15歳未満の超重症児及び準重症児に対する在宅医療の実績を2件以上有する。
- 緊急の入院に備えて常に病床を確保し、受け入れ医療機関の名称を厚生局に届出していること。
- 連携する医療機関が月1回以上のカンファレンスを実施すること。
- 過去1年の往診・看取り実績を厚生局に届出していること。
なお、当院は下記の施設基準を満たしています。
- 在宅療養支援診療所(支援診2)
- 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
- がん性疼痛緩和指導管理料
訪問診療開始までの流れ
- start!1お問合せcall us
-
ご自宅に帰りたい、訪問診療を開始したいなと思われたら、まずは当院にご連絡ください。
訪問診療について不明な点は、気軽にお尋ねください。
ケアマネージャーや普段かかっている主治医の先生に相談いただいてもかまいません。ご利用のお問合せ・ご相談
tel. 093-616-0666 /
fax. 093-616-0667
メールアドレス info@hagumu-akari.com - 2ご説明・ご相談Explanation & Consultation
はぐむのあかりクリニックより、スタッフがお伺いし、ご本人やご家族へ訪問診療の説明をいたします。
ご自宅で過ごすことの不安や在宅医療にかかる料金など、心配事や質問もなんでもお聞きください。- 3初回診療日の調整Schedule Adjustment
ご都合をうかがい、「初回診療日」を決定します。
病院での退院前カンファレンスに出席したり、
必要に応じて関係する事業所や介護サービスへの連絡・調整も行います。- 4訪問診療の開始Start of medical care
基本は月2回訪問します。
回数・スケジュールは病状やご希望に合わせて調整可能です。
- 血液検査・心電図
- 超音波検査
- レントゲン検査
- 整形外科的診断・処置全般
- 薬の処方(外用薬も可能)
- 点滴
- 注射
- 予防接種
- 輸血
- 中心静脈栄養の管理
- 気管切開カニューレの
交換・管理 - 在宅酸素療法
- 在宅人工呼吸器の管理
- 気管支ファイバー
- 喀痰吸引
- 経鼻経管
- 栄養チューブの管理・交換
- 胃瘻・腸瘻の管理・交換
- がん患者さんへの緩和ケア
- ご自宅でのお看取り
- 尿道カテーテルの交換・管理
- 膀胱瘻の管理人工肛門
- 褥瘡の治療
- 胸水・腹水の除去
料金
訪問診療・往診には「各種健康保険」が適用されます。交通費は無料です。
なお、ご利用の際は「適切な意思決定に関する指針」を必ずご確認ください。
医療費の助成
- 医療費助成を受けている方
重度心身障害、特定疾患(難病)、小児慢性特定疾病、生活保護など - 〈適用可〉
- 乳幼児医療費助成制度
(こども医療) - 〈適用可〉
お住まいの各自治体により負担額は異なります - 高額療養費制度
- 年齢、所得に応じて自己負担額には限度額あり
上記の適用がない場合の自己負担額の目安(訪問診療を月2回ご利用の場合)
負担割合 | 月々の自己負担額(目安) | |
---|---|---|
訪問診療を 月2回ご利用の場合 |
1割負担 | 約7,000円 |
3割負担 | 約20,000円 |
- 病状や訪問診療・往診の回数、診療内容などにより異なります。詳しくは当院へご相談ください。
“訪問診療”に関するよくある質問 訪問診療のよくある質問
訪問診療のご相談は、まずはお電話ください。
訪問の日程等はお打ち合わせの上決定します。
わからないことも気軽にお尋ねください。
保険医療機関における書面掲示
当院では、令和6年6月の診療報酬改定に基づき、書面掲示の掲載を行っております。詳しくは以下をご覧ください。
1.居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムの活用により、医師等が患者の診療情報等を取得及び活用できる体制を有しています。
2.在宅医療において多職種(医師、看護師、ケアマネージャー、薬剤師など)による医療・介護情報連携システムを利用した医療情報(患者様の状態、採血データ、お薬の情報など)の連携を行い診察、治療に生かしています。
患者様の状況に応じて、関係施設と、きめ細やかな連携体制をとっています。
患者さま同意の上、連携する施設間においてICTツールで患者さまの診療情報等を共有しています。
〈情報共有に使用するサービス名:MCS(Medical Care Station) 〉
上記サービスは厚生労働省が定める医療情報システムの安全管理に関するガイドラインに基づいています。
〈連携機関名〉
- 国立病院機構 小倉医療センター
- 在宅サポートながさきクリニック
- 小児の訪問看護ステーションにこり
- ありす訪問看護ステーション
- 八幡医師会訪問看護ステーション
- 訪問看護ステーション ハグ
- サンキュー薬局
- 八幡薬剤師会薬局
診療内容
こどもの
内分泌疾患・腎疾患
小児の内分泌疾患や腎疾患を診療する専門外来です。内分泌代謝専門医(小児科)と夜尿症(おねしょ)や子どもの腎・泌尿器の病気を専門にみる医師の2名体制で診察します。