- Q.診断や心理検査などの結果は文書でいただけるのでしょうか。
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診断書、心理評価報告書として発行できます。ご希望の方はお申しつけください。作成にはお時間をいただく場合がございます。当クリニックで決められた文書料がかかります。
- Q.薬を使う治療には抵抗がありますが、薬は必要でしょうか?
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お子さんの健やかな成長発達には、周囲の適切な関わりや安心安全な環境の調整が必要です。薬は日々の生活をサポートする方法のひとつと考えております。薬を適切に使用することで、お子さんの身体や心のつらさを軽減することが期待される場合は、保護者やお子さん自身とよく相談した上で、お薬を処方いたします。
当院で処方する可能性があるお薬については、下記の日本小児神経学会のウェブサイトをご参照ください。 - Q.どのような心理検査が可能ですか
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当院で実施可能な検査は以下の通りです。
医師の診察後に、必要な検査をご提案します(基本的に保険診療による検査となります)。-
1歳半前後までの年齢
検査名 年齢 内容 M-CHAT 1-2歳前後 ASDのスクリーニング検査 遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表 0-4歳7カ月 発達検査 新版K式発達検査 1歳半-4歳未満 発達検査 津守・乳幼児発達検査 0歳-3歳 発達検査 -
3歳前後の年齢
検査名 年齢 内容 PARS-TR 3歳- ASDのスクリーニング 田中ビネーV 3歳- 知能検査 津守・乳幼児発達検査 0歳- 発達検査 新版K式発達検査 1歳半-4歳未満 発達検査 -
5歳前後の年齢
検査名 年齢 内容 PARS-TR 3歳- ASDのスクリーニング ADHD-RS5 5歳- ADHDのスクリーニング 田中ビネーV 3歳- 知能検査 津守・乳幼児発達検査 0歳-7歳 発達検査 WISC-V 5歳- 知能検査 -
6歳以上の年齢
検査名 年齢 内容 PARS-TR 3歳-成人 ASDのスクリーニング 田中ビネーV 3歳-成人 知能検査 津守・乳幼児発達検査 7歳まで 発達検査 WISC-V 5歳-16歳11か月 知能検査 AQ児童用 6歳-15歳 ASDのスクリーニング AQ成人用 16歳-成人 ASDのスクリーニング ADHD-RS5 5歳-17歳 ADHDのスクリーニング Conners3 6-18歳 ADHDのスクリーニング CAARS 18歳以上 ADHDのスクリーニング -
- Q.医師意見書は作成できますか?
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小児慢性特定疾病、指定難病の医師意見書及び介護保険における主治医意見書の作成が可能です。
また、身体障害者福祉法第15条の指定を受けていますので、身体障害者手帳の申請に必要な「身体障害者診断書・意見書」の作成も可能です。費用についてはお問い合わせください。
- Q.発達外来の受診時の準備するものはありますか
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事前にWeb問診に回答をお願いします。
発達検査・知能検査の結果、成績表など参考となるもの(お持ちであれば)をご持参ください。
発達相談
はぐむのあかりでは、お子さんの発達や生活態度に心配がある保護者の方や、
学校等にうまくなじめないお子さんからの悩みをお聞きしています。
発達検査や心理カウンセリングも対応が可能です。些細な事でも、ご相談ください。
火・木・金・土曜日は公認心理師も在籍しています。
当院の発達外来は、全て事前予約をお願いしております。
スムーズに診療を進めるために予約時間を設けておりますが、実際は予約時間通りに診察を開始することができておらず、15〜30分程度待ち時間を要することも少なくありません。お待たせしており、大変申し訳ありません。
現状については心苦しく思っておりますが、発達外来の初診も再診も非常に込み合っており今以上に予約枠を減らすことが難しいのが現状です。ご理解の程よろしくお願いいたします。
適切な対応で生活上の困難は軽減
発達障がいとは
発達障がいは、発達の過程で明らかになる行動や
コミュニケーション、社会適応の障がいです。
自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、
学習障害などに分類されますが、
それぞれが少しずつ重なり合っている場合もあります。
原因ははっきりしていませんが、
育て方や環境が原因となることはありません。
早期の段階での適切な対応により
社会生活上の困難は軽減されることが知られています。
- 言葉が出ない
- 友達と遊べない
- 自分の世界に入ってしまう
- しゃべり始めると止まらない
- よく物をなくす、集中できない
- じっとできない、落ち着きがない
原則として、中学生以下のお子さんを診療対象としています。薬物のオーバードーズ、摂食障害による低体重、激しい気分の浮き沈み、妄想、自傷行為、希死念慮などを認める場合は小児科の当院では対応が困難ですので専門機関の受診をお勧めしています。
はぐむのあかりの発達相談
私たちは、早い段階で、お子さんが抱える困難をご家族や周囲が理解し、
それに合った支援や療育を行うことが大切だと考えています。
それらを通じて、お子さんが力をつけ、自信を持ち、周囲と関係性を築けるようになると考えます。
- 1まずは気軽にご相談ください
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1医師による初診
今の困りごとをお聞きして、今後の方針を考えます。必要により血液検査や起立性調節障害の検査を行います。
発達検査・知能検査の結果、お持ちであれば成績表など、参考となるものをご持参ください。2心理検査が必要と判断された場合
心理検査の予約を行います。公認心理師が行いますが、1か月程度の待ち時間があります。(2024.08現在)
検査終了後、約2週間で結果を医師及び心理師からフィードバックします。
また、正式なレポートには診断書料が必要です。再診は電話での予約をお願いしています。
- 2お子さんにとって良い方法を
一緒に考えます -
最初はお子さんの行動や想いについて理解することからはじまります。
本人の得意なことや苦手なこと、困りごとを知るには時間がかかりますが、
お子さんとご家族が笑顔ですごせるように、それぞれにあったサポートを一緒に考えます。症状によっては環境調整と併せて薬物療法を検討することもあります。また、お子さんは初めての場所が苦手だったり、
日によって様子が異なることがあります。診断までに複数回の受診が必要な場合があることをご理解ください。心理カウンセリングは公認心理師が行い、お薬が必要な場合を除き医師の診察は基本的に3か月に1回程度になります。
- 3療育施設や学校とも連携して
サポートします -
学校や社会生活で困難が続くと、不登校や引きこもりにつながることがあります。
はぐむのあかりでは、お子さんにあった療育施設をご紹介したり、
学校の先生との話し合いに心理師が参加するなど、周りとも連携した継続的なサポートを大切にしています。
“発達相談”に関するよくある質問 発達相談のよくある質問
内分泌疾患・腎疾患専門外来は完全予約制です。
発達相談は完全予約制です。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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14:00 - 16:00 | ● | / | / | ● | ● | / | / |
※完全予約制(3ヶ月前〜当日まで予約可能)
※木・金曜日は公認心理師による相談を行っています。
診療内容
こどもの
内分泌疾患・腎疾患
小児の内分泌疾患や腎疾患を診療する専門外来です。内分泌代謝専門医(小児科)と夜尿症(おねしょ)や子どもの腎・泌尿器の病気を専門にみる医師の2名体制で診察します。